阪神ファンがDeNAラミレス監督の「CHANGE!(チェンジ!)人とチームを強くする、ラミレス思考」を読んだのでその感想

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*最初に当方阪神ファンです

去年のクライマックスシリーズでまさか横浜DeNAベイスターズに勝ち抜けされて、悔しい思いをしたので、ラミレス監督や横浜DeNAというチームを知るために読んでみた。


2018年のペナント開幕直後に発売された本なので、本に出てくる選手名も知っている人ばかりで読みやすかったです。

阪神ファン目線で気になった箇所や感想を書いていきます!

 

CHANGE!(チェンジ!) 人とチームを強くする、ラミレス思考

CHANGE!(チェンジ!) 人とチームを強くする、ラミレス思考

 

 

 


目次!

 

内容は「ラミレス流のマネジメント論+半自伝」


監督に就任してからどういう考えでチームを率いているか、どういう選手起用をしているのか。

またラミレス監督自身のベネズエラ時代、メジャーリーグ、日本に来てからの半自伝的な内容も書かれている。

 

DeNAの監督候補はラミレス監督以外に10人ほどいた

元々、中畑前監督が退任を発表した後、横浜DeNAベイスターズには10人くらいの後任の監督候補がいたらしい。

そこから高田GMという方がその候補の方と面談(面接)をしてラミレス監督に決まった。

 

 

へぇ・・プロ野球の監督ってこういう風に決めるのか・・

10人の監督候補に今の横浜DeNAの問題点と修正点、優勝までのプランをそれぞれに聞いてラミレス氏が1番監督に適任だったとのこと。

 

例えば筒香に関して
彼は球界を代表するバッターで横浜のキープレイヤー。
筒香自身もそのことを自覚しなければいけない。
また起用する監督は筒香がスランプに陥っても我慢強く起用し続けなければならない
などなど

横浜DeNAの主力選手をラミレス監督がどんな感じで評価しているのかも書かれていてそれも面白かった。

 

 

データを重視する選手起用

他球団ファンから見ればラミレス監督の選手起用は「なぜ?」というのがちょくちょくある。

・ピッチャーの打順が8番
・今まで起用しなかった選手をいきなりスタメンに置いたり
(周りからすれば誰やこの選手・・?みたいな状況)
・1つのイニングで何人もピッチャーを交代させたり
などなど・・

 

なんでこのタイミングでこの選手起用?この作戦なの?
というのが見られたが、全部データに乗っ取った選手起用をしているらしい。

 


投手起用に関してもどのキャッチャーとバッテリーを組ませたら防御率が良くなるのか。
また球場ごとの防御率も考慮して先発やリリーフのピッチャーも決めるなど。

 

そう言われれば確かに試合中にベンチでメモを取ったり、ノートをパラパラ見ていたなあ・・

 

 

打順で8番にピッチャーを置く理由

ラミレス野球の1番の特徴といえば「8番・ピッチャー」だと思う。

その理由に関しても書かれていた。

 


一般的なチームの打順というのは1番に出塁率の高い選手を置いて2番にバントの上手い打者。
3番4番5番はクリーンアップと呼ばれ、チャンスに強かったり、ホームランが打てる選手を配置していく。

そして後の6番以降は打てる選手順に配置していき、まあ言ってみれば9番のピッチャーまで尻窄みになっていく。

 


ただラミレス監督は下位打線でももうひと山作るために、8番にピッチャー、9番に得点圏打率の高い打者(桑原)を置く。

そうすることで7番打者が出塁した時に8番ピッチャーがバントで送り、9番バッターでランナーを返す事ができる。

下位打線でも得点できるための作戦である。

 

 

実際にそれがどこまで機能してるのかは知らんけど・・

横浜DeNAファンからすればこの打順の是非に関して色々思うことはあるだろうけど、他球団ファンからすれば8番ピッチャーみたいな個性的な采配をするチームって見ていて面白いですよね。


そういや昔、阪神でムーアという投手がいてバッティングがいいから、ムーアが先発の時は8番ムーアになっていたような・・?

 

 

 

ラミレス監督視点のセ・リーグとパ・リーグの違い

あとこれも面白かった。

よく「人気のセ。実力のパ」と言われるが、なぜパ・リーグの方が強いのか?

ラミレス監督の見立てでは、「内角の対応力」が違う。

 


セのピッチャーはなぜかバッターに対して内角攻めをしないらしい。

 

逆にパのピッチャーはバッターに対してガンガン内角攻めをする。

当然、ピッチャーが内角を攻めてくるならバッターもそれに伴って内角を打つ技術が上がる、というか内角攻めにも対応しなければパ・リーグでは生き残れない。

 

ということで、外角ボールの対応力はセもパも変わらないが内角ボールの対応力の差でパ・リーグの方が強い、とのこと。


なるほど・・

パ・リーグのチームは交流戦か日本シリーズくらいでしか見ないからあまり知らないけど、そういう違いがあるんだな・・

 

 

メンタル面を重視する

ラミレス監督はメンタル面を非常に重要視している。

ここでいうメンタルというのは「野球に対する研究熱心さ・心構え

長くプロとして活躍するには、メンタルの強さが必要でフィジカルだけに頼っていてはすぐに調子を落として安定して活躍できない。

 


研究熱心というのは、プロ野球は6チーム総当たりで同じチーム・同じピッチャー(バッター)と何度も対戦する。

だから対戦相手をどれだけ研究しているかが成績を残すカギ。

 

またモチベーションを保つためにも、去年と今年の成績も比べて上がっているのか、下がっているのかも把握しておくべき、などなど。

 

 

この辺は営業の仕事をしている人なら大事というか当たり前だと思う。

自分の成績や売上を把握してない人で仕事できる人ってほとんどいないだろうし。


ただプロ野球では自分の成績を把握している人のほうが少ないらしい。
(ここがびっくり!)

 

2年目のジンクスで活躍できないとか、好不調の波が激しい人はフィジカル重視で野球をやっているってことかな。

 

 

阪神タイガースについて(大和獲得と注目選手)

2017年のペナント終了後に阪神からFAで獲得した大和に関しても書かれている。

 

横浜DeNAはこれまでショートは倉本という選手が守っていた。

 

が、ラミレス監督はこの倉本という選手に満足していない(特に守備!)。

またチームとしても2番にバントの上手い選手を置きたいのもあった。

 

そこで守備は一級品、バントも上手いショート大和がちょうどFAしてくれたから獲っておこう、ということだったらしい。


金本監督の下ではあまり使われなかったから今こうして横浜で不動のショートレギュラーとして試合に出ているのは阪神ファンとしても嬉しい限りやで!

 

またこの本の中でセ・リーグ各球団でそれぞれ2018年注目している選手も書かれていて、なんとラミレス監督が阪神で今シーズン注目しているのは中谷だそうで・・・

 

理由は去年の中谷が打ったホームラン20本の内、5本ベイスターズから打ったから。

また左ピッチャーと相性が良く、サウスポーをたくさん抱える横浜からすれば注意が必要、だってさ金本監督!!

中谷も2軍でくすぶっているんじゃなくて早く1軍に上がってこい・・(汗)

 

 

まとめ(野球ファンは読んでおいて損はない!)

感想というかレビューというかダラダラ書いてしまった。

ほんとはもっと書きたいことがあったけど、これ以上長くなると読むに耐えない文章になってしまうので、さっと阪神ファン目線で気になった部分を書いてみた。

 


もしかしてラミレス監督は長期政権することが決まっているのかな?

そのために自分の考えをファンの方に理解してもらうためのこの本を書いたのかなと思った。

 

たまーに謎の選手起用をするけど「全部データに乗っ取って根拠ある選手起用なんだぞ!」というのを周りの人に理解してもらうためかと・・?

 


というわけで横浜DeNAベイスターズのファンはもちろん、他球団のファンの人も読んで楽しめるはず。


量的にも2,3時間で読めるし、これから対・横浜DeNAベイスターズ戦が今までより面白く観戦できると考えれば必見・必読です!

 

CHANGE!(チェンジ!) 人とチームを強くする、ラミレス思考

CHANGE!(チェンジ!) 人とチームを強くする、ラミレス思考